HOMEお役立ち記事【3月セミナー開催レポート】中学受験についてプロが徹底解説!ゼロから学ぶ帰国生受験

【3月セミナー開催レポート】中学受験についてプロが徹底解説!ゼロから学ぶ帰国生受験

帰国生のミカタで開催をしている会員限定無料セミナー。2023年3月はena 国際部 東京校校長 永田久貴先生をお招きし、帰国生受験について詳しくお話いただきました。今回はその様子をレポートいたします。

中学受験についてプロが徹底解説!ゼロから学ぶ帰国生受験
主催:帰国生のミカタ
登壇者:ena 国際部 東京校校長 永田久貴先生

「帰国生のミカタ」で開催をしている会員限定無料オンラインセミナー。3月は「中学受験についてプロが徹底解説!ゼロから学ぶ帰国生受験」を開催いたしました。

4月16日には「帰国生入試のプロが徹底解説!首都圏版 帰国生中学入試 2023 リポート」会員限定無料オンラインセミナーを開催予定。

早稲田アカデミー 国際部 国際課課長 / 海外子女教育振興財団 教育アドバイザーの田畑康先生が、2023年度の帰国生中学入試分析、2024年度入試に向けたアドバイスなどに関してご講演くださいます。ぜひ、奮ってご参加ください。【詳細はこちら

開催概要

国際化に伴い、子どもを海外に帯同する人が増えています。そのような環境下で育ち日本へ帰国する子どもたちが直面する壁は数多くあります。その壁の一つが、「帰国生」としての進路選択や学校での学習です。

「帰国生のミカタ」では、そんな帰国生のみなさんが「なりたい自分・理想の学校」を見つけるための総合支援をしております。当無料オンラインセミナーでは、帰国生中学受験を検討している世界中の学生とその親御さんに向け、帰国子女中学受験の年間スケジュール、学校選びのポイントや一般受験との違い、保護者が心がけることなど、帰国生受験のプロに徹底解説していただきました。


ご参加いただいた方 

「帰国後の受験に向けた情報収集のために」と現役で海外在住の方にも数多くご参加いただき、半数以上の参加者が、東南アジアをはじめ、アメリカや中国など海外からご視聴されました。


講演内容

帰国生入試に向けていつから準備すべき?塾通いのスタート時期・情報収集は?

帰国生入試に向けて、塾では約3年かけてカリキュラムを消化していくので、塾通いは小学4年生の2月(日本の学校では小学3年生の終わり)に始めるのが一般的です。注意したいのは、学年の切り替わり時期。日本の学校では4月に新学年スタートですが、塾では2月に新学年になります。

帰国生入試は情報戦なので、親側は色々な情報収集が必要になります。海外在住ならオンラインで学校説明会に参加したり、パンフレットを取り寄せたり。一時帰国中に学校訪問するのもおすすめです。

こうした情報収集を経て、6年生の夏明けには受験校を絞る方が多いです。その後、願書の取り寄せや作成、出願という流れが続きます。


平均的な受験校数や帰国子女枠の受験資格とは?

受験校数は6校が平均的です。

帰国子女枠の条件は、「何年以上の滞在」「帰国後何年以内」など学校によってさまざま。数ヶ月の差などの微妙なラインの方は、学校に相談した方がいいですね。

小学4年生の帰国では、一般入試を視野に入れる方も多くなります。帰国子女枠の条件は学校によるので、随時、最新情報を入手するしかないのかなと思います。


家庭でのサポートや勉強以外の取り組み、どのようにすべき?

親が頑張りすぎたり、逆に塾や子どもに丸投げするのも良くありません。また、親が主体となりガチガチに計画を固めてしまうような「極端な関わり」や、テストの結果だけを見て良し悪しを言うような「中途半端な関わり」も、子どもの意欲を下げたり、反発心を生んでしまいます。

少し時間はかかりますが、普段から受験勉強に関わりつつ、子ども主体で学習を進めるしかないと思います。受験勉強は長いので、親子で喧嘩をしないで進めてほしいというのが一番ですね。

また、勉強ばかりではなく息抜き、そして睡眠も重要です。きちんと睡眠時間を確保した上で、逆算し、起きている時間でやるべきことをやるのがいいと考えます。また、受験生だからといって特別扱いせずに、家庭でのお手伝いもやらせた方がいいですね。


――その他にも、以下のトピックスについて詳しくお話をいただきました。

・小5、小6から受験を考えたのでは遅いか?
・一日の家庭学習の時間の目安
・幼少期、低学年のうちからやっておくべきことは?
・学校側が帰国生を受け入れるメリット
・帰国生入試合格者、一般入試の子どもたちとの学力差は?
・学校選び、親と子の意見の違いはどうすり合わせる?
・入試面接対策、親子面接で見られるポイント
・非英語圏居住や日本人学校在籍の場合の英語力と帰国生受験について
・入塾のタイミングや塾選びのポイント

 

登壇者

ena 国際部 東京校校長 永田久貴

仙台で4年間塾教師として下積みをする。

2004年~2009年にenaロンドンで教鞭を執り、フィンチリー教室の教室長を務める。
また、世界中の帰国生が集まる直前講習会のレギュラー講師や国際部渋谷校勤務の経歴ももつ。

その後はena東大和の校長として都立中高入試をメインに尽力し、2017年度中高入試部門で学院長賞をW受賞する。直後に、満を持して帰国入試の世界に復帰する。

復帰後の6年間は、毎年保護者面談を200件実施している。

 

4月16日開催セミナーについて

4月16日(日)に会員限定で「帰国生入試のプロが徹底解説!首都圏版 帰国生中学入試 2023 リポート」を無料開催いたします。

早稲田アカデミー 国際部 国際課課長 / 海外子女教育振興財団 教育アドバイザーの田畑康先生が、終わったばかりの2023年度帰国生入試についての分析、豊富なデータと情報をもとに、首都圏の人気中学の帰国生入試の形式や合格ライン、2024年度に向けたアドバイスをくださいます。

みなさんのご参加お待ちしております!

詳細はこちら

最新情報をLINEとメルマガでお届けしています!ぜひお友だち追加・フォローしてください。

お役立ち記事の一覧へ