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コロナ禍における帰国子女の学校探し!ポイントを一挙公開

コロナが流行して早2年半。たびたび行動が制限される中、帰国子女の皆さんは、これから受験・進学する際「学校探し」の方法についても大変お困りだと思います。

この状況を逆手にとって、情報収集を円滑に行う方法がありますよ。皆さんの学校選びのヒントになる情報をお届けします。

コロナ禍での学校探しの現状

コロナウイルス流行以前は、帰国生が学校探しのために一時帰国し、学校説明会、学園祭や文化祭などに顔を出し学校の雰囲気をリアルに感じることができました。

しかし現在、コロナウイルスの流行に波があるとはいえ、学園祭や文化祭などに部外者が参加できる機会が少ないのが現状です。

今は少しづつ再開している、直接会場に足を運んでの学校説明会や学校相談会も、コロナ以前よりは難しい状況が続いています。学校もその時々の感染状況を判断し、臨機応変に対応しているのが現状です。

しかし、残念なことばかりでもなくコロナ禍だからこそ有り難いこともあります。そう、「オンライン説明会」や「オンラインの面談」です。海外にお住まいの帰国子女の皆さんにとっては、遠方からでも気軽に学校関係者から直接情報を頂ける良い機会。便利なシステムもコロナ禍により浸透してきました。

  • ホームページ
  • 学校パンフレットや
    学校情報誌
  • 塾での情報収集
  • オンライン説明会に参加
  • 学校見学会
  • 通っている人に感想を聞く
  • 学校に直接問い合わせてみる

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学校探しの方法

自分に合った学校探しの一番のポイントは「情報収集」です。気になる学校のホームページやパンフレット、塾からの情報を用いて積極的に情報を集めていきましょう。

また、その学校に通っている方の感想もとても重要です。コロナ禍で学校見学や部外者の学校行事参加を制限されている学校もまだあります。

しかし状況によっては緩和されていることもありますので、もし機会があればぜひ参加してみてください。その学校の雰囲気や生徒さん、先生方の様子を肌で感じることができるのでお勧めです。

インターネットやパンフレットからの情報収集

今の時代インターネットから学校情報を手軽に入手できるのは嬉しいですね。学校ホームページにアクセスすれば基本的な情報がわかります。

またその学校や塾、教育機関が発行しているパンフレットや教育関係の誌面なども気になる方はぜひチェックしてみてください。

オンライン説明会!

コロナ禍において帰国生の学校探しの重要な機会、それがオンライン説明会です!オンライン説明会は主に2パターンあり、学校単独での説明会、集団説明会があります。気になる学校を何校かチョイスし、学校説明会にどんどん足を運びましょう。

例えばSingaLife主催の2022年春の学校説明会には計83校の帰国子女受け入れ校やインターナショナルスクールが参加しました。

Zoomでの配信で、1校あたり1時間(学校説明&質疑応答)と内容もとても充実していました。また学校によっては、シンガポール現地での説明会も行われ受験生の学校探しのお役立ていただけたと思います。

またSingaLifeでも春・秋と定期的にオンライン説明会は開催しているのでぜひ参考にしてみて下さい。

学校に問い合わせてみる

ホームページを見て、オンライン説明会にも参加して、気になる学校があれば直接問い合わせることをお勧めします。ホームページでも情報収集は可能ですが、電話で感じる学校の方の雰囲気も学校選びのヒントになります。

また、コロナ禍において学校見学が開催されているか、オンライン説明会などがあるかなど、タイムリーな情報を得ることもできます。その他にも気になることなどあれば、まずは、メールやお電話にて学校に問い合わせてみましょう。

電話をする場合、午前中など授業時間は極力避けて、お昼過ぎ以降に問い合わせることをお勧めします。その方が広報担当の先生や担当の方と直接お話できる可能性も高いです。

もし可能であれば帰国子女であることを伝えて、帰国子女のサポートがあるかどうかも要チェックです。

塾などの教育機関から情報収集

受験のプロである、塾には学校情報や受験対策などさまざまな情報が集まってきます。

また、その塾出身者があなたの気になる学校に通っているなんてことも。塾を経由して実際に通っている方にお話を聞けるチャンスも大切にしたいですね。塾のコネクションを最大限に活用するのも、コロナ禍における学校探しのポイントです。

また「海外子女教育振興財団」では、帰国生のための海外・国内で学校説明会を開催しています。日本に帰国する小学生、中学生、その保護者を対象に帰国後の進路に関する情報や相談を受け付けています。

海外子女教育振興財団の詳細はこちらからチェック!

自分に合った学校とは?

帰国子女の学校探しは大変です。日本で育った場合、偏差値や地域の学校を選べますし、同じ日本に居れば情報も手に入れやすいですよね。

それに比べて帰国子女の場合は、選択肢が日本中・世界中にも広げることが可能なので嬉しい反面悩んでしまうこともあります。

ご自分に合った学校を探すポイントは、偏差値だけではないのです。その学校の教訓・進路実績・指導内容・授業内容・行事、部活動なども一緒にチェックしましょう。

またご自身がその学校に進学して、何をしたいのか(例えば、語学を活かしたい!部活を頑張りたい!など)を明確に持つことが大切です。以下、詳しく見ていきましょう。

・校風
・授業、カリキュラム
・部活動
・進路実績
etc.

帰国子女の学校選びのポイントについてこちらもチェック!

校風・カリキュラム

気になる学校の校風やカリキュラムが自分の性格や考えに合っているかは、学校選びの重要なポイントです。例えば、自由な校風なのか校則がきっちりしているかによっても学校の雰囲気は違いますよね。

オンライン学校説明会や学校担当者との面談からその雰囲気を感じ取ったり、疑問があれば積極的に質問してみよう。よくあるお悩みが「緊張して話したいこと、質問したいことができなかった」という声もきこえます。その対策として、質問したいことを事前にメモしておくことをお勧めします。

カリキュラムについても帰国子女に対応しているか、日本語が不安な方はそのサポートがあるかも確認しましょう。

語学を活かす

帰国子女として語学を活かして進学されたい場合は、国際色豊かな学校やインターナショナルスクールを選ぶことが多いです。また学校によっては、帰国子女枠の入試形態を導入している所もあります。

入学後、せっかく習得した語学のレベルが下がらないようにすることも大切です。その学校にあなたのレベルにあったカリキュラムがしっかり備えられているかも学校説明会などで確認しましょう。

進路実績

気になる学校の先輩方がどのような進路に進まれているかも要チェックです。学校の「進路実績」や卒業生のその後の歩みも、学校選びのヒントになります。

学校のホームページに毎年の進路実績を掲載している所や、塾などでその情報を得ることができます。あなたの進学の先の先を見据えた学校選びをしましょう。

学校選びの決め手は「情報収集」&「行きたい!」と思える学校

実際に気になる学校に足を運ぶことが難しい、コロナ禍の学校探し。しかし、コロナ禍だから「オンライン説明会」や「オンライン相談会」なども発展し、遠方からでも気になる学校にアクセスしやすくなりました。これらのツールを活用して、しっかりと情報収集していきましょう。

あなたに合った学校探しのポイントは、校風やカリキュラム、進路実績と照らし合わせること。学校探しは大変ですが、調べると必ず得られるものがあります。勉強のモチベーションにもつながるので、受験生が「行きたい!」と思える学校選びをすることが大切です。

私達のサイト「帰国生のミカタ」でも学校説明会の情報や学校選びの参考になる記事を随時UPしますので、ご活用いただければ幸いです。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

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