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シンガポール日本人学校での一日の過ごし方や学習内容について解説!インターナショナルスクールや現地校との違いは?

シンガポールでも日本と同等の教育を受けられる日本人学校について詳しく紹介します。気になる英語教育やICT授業について、費用についても詳細を解説!これからシンガポールに赴任になる方、編入しようと考えている方は必見です。

日本人学校とは

日本人学校とは日本の教育機関が設立した海外に住む日本人子女を対象にした私立学校です。文部科学省が認定しており、海外にいながら日本とほぼ変わらない教育を受けることができます。シンガポールにおいてはシンガポール日本人会によって設立され、所有、運営、管理をシンガポール教育法に基づいてシンガポール教育省に登録されています。

シンガポール日本人学校は目指す教育方針として、21世紀に生きる日本人として「豊かな国際感覚を持ち、世界の人々と共に繋がろうとする人材育成」を示しています。また、基本的に日本語による教育を目的としながら、英語教育、ICT教育も重視したカリキュラムを組んでいます

2023年6月時点の小学部の児童生徒数は、クレメンティ校745名、チャンギ校662名、中学421名。1クラス25〜30名で、1学年に約4~7クラスあります。(※2022年4月)

また、各校には特別支援学級を設けており、入級を希望する場合は各学校に問い合わせが必要です。

日本人学校小学部・中学部

【入学金】 S$1,000~
【施設費一時金(入学時のみ)】 S$2,500
【授業料(月額)】 S$525(小学部)、S$595(中学部)、S$875(中学部グローバルクラス)
※特別支援指導料(月額)は別途
【施設費(月額)】 S$130
【1クラス生徒数】 25〜30名
※GST(消費税)別



日本人学校の一日の過ごし方、スケジュール

シンガポールの日本人学校では、小学部は45分授業、10分休憩を基本とし、スクールバスや徒歩、公共交通機関を使って登校します。朝学として読書や計算、漢字などの時間をとり、昼食までは4校時、昼食後は5校時、6校時の授業を行います。5年生以上は委員会活動、クラブ活動も実施します。

休憩時間は、移動教室や準備時間として、また自由時間として各々で過ごし、2校目、3校時目の間の中休みには外遊びなどで過ごす児童も多いです。


中学部は50分授業、10分休憩を基本とし、昼食後は5校時、6校時の授業を行います。委員会活動、部活動も実施します。

また給食はなく、各自お弁当持参、または業者から外注することも可能です。各教室で食べることがほとんどですが、1年〜6年の縦割り班で食べることもあります。お昼の放送ではさまざまな国の曲が流れ、楽しく昼食を取っています。


日本人学校での学習内容について

日本人学校の授業は基本日本語で行い、担任制、教科によっては専任の先生が受け持ちます。

イマージョン学習を採用し、英語だけを使って教科の学習を進めています。生徒たちに英語の環境に浸る機会を多く与えたい狙いから、水泳、音楽でイマージョン授業を実施しています。

英語教育は、日常生活において英語で話せたり聞いたりすることができること、自分の意思を相手に伝えることができるようになることを目標としています。英会話の学習で学んだことを現地の学校との交流会やシンガポールを調べる校外学習や各学級でも実際の学校生活の場面で使うようにするなど、生きた英語が身につくような工夫もしています。

英語科Ⅰ・IIは週に2-3回実施、英語レベルでクラス分けを行い、ローカル教師によるレベルに合った英会話学習を行っています。学年によって、現地校との交流も年に1、2回用意され、交流をもつ機会を設けています。

ICT授業としては、どのクラスでも1年間に30~40時間、国語・算数・社会・理科・生活科などのさまざまな教科でコンピュータを活用した授業を実施。総合的な学習の時間の中でも、調べたり、皆の前で発表したりする際に利用しています。

日本人学校、インターナショナルスクール、現地校の違い

日本人学校のメリット

日本の教育機関が設立した海外に住む日本人子女対象の学校なので、日本で学んできた授業内容とほぼ変わらず、転入しても馴染みやすいのが最大のメリットです。数年後に日本に帰国することを見据えて計画も立てやすく、親子でストレスの少ない学校生活を送れるメリットがあります。また費用面も、インターナショナルスクールと比較すると安価ですむことが多いのも特徴です。

インターナショナルスクールのメリット

現地在住の外国人に対して教育を行うのがインターナショナルスクールなので、さまざまな国から来た生徒と共に学習するため、基本的に授業はすべて英語で行われます。多様な文化や人に触れる環境を経験させられることに伴い、英語力がつくこと、異文化交流で日本では得られないコミュニケーション能力や自由な考え方を身につけられることが最大のメリットといえます。ただ学費が日本人学校や現地校より高額になる傾向にあります。

現地校のメリット

外国人でも現地校に通えますが、シンガポール全体のローカル校において外国人生徒数の割合は約5%と言われ、少数派といえます。さまざまな審査を経て、自宅から遠くの学校を選択せざるを得ないなどのハードな面はありますが、シンガポール人と共に学べる現地校を選ぶことも不可能な話ではありません。学費は外国人の場合日本人学校と同等となり、英語でも学習、第二言語として中国語、マレー語、タミール語を選択することになります。

【関連記事】[特別レポート]日本人はシンガポールのローカル校に入れるの?


学校選びの基準は?

日本人学校、インターナショナルスクール、現地校と主に3つの学校から選べるシンガポールですが、どのように学校を選んだら良いでしょうか。

選ぶポイントは各家庭によってさまざまかと思いますが、考慮するポイントとしては、「費用」「子どもの年齢」「子どもの性格による向き不向き」「滞在予定年数」「帰国後の進路」が挙げられるかと思います。

駐在期間が3年〜5年と期間がはっきり決まっているからこそ、日本人学校を選ぶ、反対に一定期間国際的環境に触れさせたい、現地に根付いた経験をさせたい、ということでインターナショナルスクールや現地校を選ぶといった選択をする家庭もあるかと思います。

また日本人学校以外を選択した場合も、日本国籍の児童生徒が日本語学習、学年相当の国語力を身につけるように学習できる日本語補習校も通学が可能です。


親御様の感想・印象

7年間シンガポール日本人学校に子どもを通学させている方の感想

他国からシンガポールにスライドし、そのまま日本人学校に入学しました。

おそらく世界の日本人学校の中でもシンガポールは第三国やローカル幼稚園などから転入してきている子どもが多いのもあり、いろいろなタイプの子どもを受け入れる体制があるように感じ、安心したのを覚えています。

日本の教科書を使って日本人の担任の先生から授業を受けられること、運動会や音楽祭など日本らしい行事が経験できるのに加え、ローカルの先生による英語の授業、実技の授業などでローカル英語にも触れられ、どちらも経験できるのがありがたいと思っています。    



子どもに合った学校選びを

シンガポールの日本人学校での学校生活、スケジュール、費用について、インターナショナルスクール、現地校との違い、選ぶポイントなども含めて紹介しました。状況に合わせて最適な学校選びをしたいですね。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます


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