HOME2026年度から帰国生入試開始!「学びをたのしむ人」を育む 履正社中学校・高等学校をご紹介

2026年度から帰国生入試開始!「学びをたのしむ人」を育む 履正社中学校・高等学校をご紹介


履正社中学校・高等学校は、帰国子女の経験を強みに変える教育環境を整え、2026年度より「帰国生入試(国内/海外現地)」を実施します。海外生活を経た生徒たちが安心して学べる場所として注目を集めています。この記事では、履正社中学校・高等学校が帰国子女に選ばれる理由を、国際教育、幅広い進路選択、帰国生の体験談などを交えて詳しくご紹介します。

帰国子女から選ばれる履正社中学校・高等学校の国際教育

履正社中学校・高等学校は、大阪府豊中市の緑豊かな住宅街に位置する私立学校で、安心して通える環境と充実した学習施設が整っています。

2022年に学園創立100周年を迎えた本校では、「学びをたのしむ生徒」を育てることを目標に、新しい時代にふさわしい教育へと大きく踏み出しました。生徒一人ひとりが、自ら考え、挑戦し、成長を実感できるように、さまざまな特色あるプログラムを展開しています。

2024年4月には、「学術基盤センター」を設立しました。ここでは、世界に目を向け、自ら学びを切り拓く力を育むことをめざし、探究的な学びの在り方をデザインしています。学術基盤センターには「多言語多文化教育部」「図書館情報教育部」「言語技術教育部」「探究教育部」を設け、教科の枠を越えて連携しながら、生徒の知的な成長を支えています。

2026年度より「帰国生入試」を実施

2026年度入試からは、海外で学んだ経験をもつ生徒の皆さまが受験しやすいよう、新たに「帰国生入試」を導入します。海外での学びや生活を通して身につけた力を、安心して本校で生かしてもらいたいと考えています。これからの社会を生きる力を育み、未来へ羽ばたくための学びの場として、履正社中学校・高等学校は、生徒一人ひとりの可能性を信じ、ともに成長を支えていきます。

帰国生中学入試

【海外現地入試】
・日程:2025年11月30日(日)
・場所:タイ・バンコク
・受験型:1教科+適性型
・受験科目 英語(2技能「reading&writing」)、言語技術(再話)
※言語技術(再話)は、日本語で物語を聴き、その内容を日本語の文章で再現する適性テストです。
・時間/配点: 英語30分(50点)・言語技術40分(50点)
※判定方法 英語および言語技術の合計点を入試得点とします。
詳細はこちらから

【国内入試】
・日程:2026年1月17日(土)
・場所:本校(大阪・豊中市)
・受験型:1教科+適性型
・受験科目 英語(2技能「reading&writing」)、言語技術(再話)
※言語技術(再話)は、日本語で物語を聴き、その内容を日本語の文章で再現する適性テストです。
・時間/配点: 英語30分(50点)・言語技術40分(50点)
※判定方法: 英語および言語技術の合計点を入試得点とします。
詳細はこちらから

帰国生高校入試

【海外現地入試】
・日程:2025年11月30日(日)
・場所:タイ・バンコク
・受験型:1教科+適性型
・受験科目 英語(2技能「reading&writing」)、言語技術(再話)
※言語技術(再話)は、日本語で物語を聴き、その内容を日本語の文章で再現する適性テストです。
・時間/配点: 英語50分(100点)・言語技術50分(100点)
※判定方法: 英語および言語技術の平均点を判定点とします。
詳細はこちらから
【国内入試】
・日程:2026年2月10日(火)
・場所:本校(大阪・豊中市)
・受験型:1教科+適性型
・受験科目 英語(2技能「reading&writing」)、言語技術(再話)
※言語技術(再話)は、日本語で物語を聴き、その内容を日本語の文章で再現する適性テストです。
・時間/配点: 英語50分(100点)・言語技術50分(100点)
※判定方法:英語および言語技術の平均点を判定点とします。
詳細はこちらから

海外大学×国内大学へ~多様な進路に対応できる幅広い選択肢~

履正社中学校・高等学校では、高校卒業後の進路を海外大学、国内大学のどちらにも定められるよう、特色ある教育をおこなっています。

まず1つ目が、日本で唯一行われている、高六年一貫の「言語技術教育」です。ここでは、母語である日本語で論理的に思考する鍛錬を積み重ねることで、自分の考えをロジックに基づいて論証し、表現するスキルを身につけます。生徒たちは「つくば言語技術教育研究所」の全面監修のもと、一貫性のある体系的なプログラムで6年間学びます。2026年度からは、高校からの外部入学クラスでも全面的に導入します。

2つ目は、アメリカの私立高校の卒業資格が取得できる「デュアル・ディプロマ・プログラム(DDP)」です。履正社高校に通学しながら、米国の高校のプログラムをオンラインで履修することで、日米の高校卒業資格を取得し、海外大学への推薦入学が保証されるシステムです。もちろん、国内大学の受験も可能です。近年、このDDP履修生を帰国子女枠で受験を認める大学も増えてきていますし、総合型選抜入試においても有利に働きます。

その他国際交流の取り組みとして、インドからの留学生の受け入れを実施しています。また海外大学への進学では、マレーシアの6大学との提携による指定校推薦枠の獲得や、オーストラリアのトップ大学であるシドニーのニューサウスウェールズ大学(UNSW)への進学ルートとなる「UNSW京都キャンパス」との提携など、多彩なプログラムを用意しています。

詳しくは、本校のホームページをご覧ください。

部活動と専攻ゼミで放課後も充実 好きを伸ばせる環境

本校の生徒は、個人の目標や進路に沿って、放課後の過ごし方を自由に組み合わせてアレンジすることができます。

部活動においては、近年、縮小や廃止が話題となっていますが、本校では次々に新しい部活が創部しています。クラブ活動の時間が学業とのメリハリを与え、生活リズムを整えます。放課後、好きなことに打ち込んで心身ともにリフレッシュしてください。

専攻ゼミにおいては、多様な進路志望に応じて選択することができます。特に、海外大学進学を検討している生徒には「グローバル進学ゼミ」がおすすめです。当該ゼミでは、言語技術教育と英語を効果的に連動させ、「聞く・読む・話す・書く」の4技能を伸ばします。また、アカデミック・ライティングやパブリックスピーキングのスキルを身につけることで、高校卒業時点までに海外大学(または高い英語力が求められる国内大学)への入学を可能にする確かな英語力と国際的な視野を養います。

帰国生にインタビュー

①海外で育んだ挑戦心を胸に~履正社で見つけた「自分らしい高校生活」~

・2025年3月高校卒業 M.S.さん

幼い頃から海外での生活が身近だった私。3歳から5歳まではアメリカ・サンディエゴで過ごし、小学5年生から中学3年生までは中国・広州市にある日本人学校に通っていました。異なる文化や言語の中で学ぶことが当たり前の環境でしたが、日本に戻るとなると少し不安もありました。

このような中で履正社高等学校を選んだのは、親の母校でもあったこと、そして希望する大学への進学実績が高かったことが決め手でした。

受験のときは、帰国生入試がまだなかったため、一般入試で挑戦しました。タイミング的に一人で帰国し、個別指導塾に通いながら毎日過去問を解いて準備を進めました。大変ではありましたが、「自分で道を切り拓く」という気持ちで頑張れたと思います。

入学後は、海外での経験が自然と力になりました。英語の授業や定期試験では得意科目として自信を持てましたし、海外の学校で身につけたプレゼンテーション力が探究活動で活かされ、「クエストカップ全国大会」に出場することもできました。

学校生活では、バスケットボール部に入部。当初は女子が1人だけでしたが、男女関係なく仲が良く、放課後みんなで話しながら下校する時間が何より楽しかったです。体育祭では毎年リレーに出場し、クラスに貢献できたことも良い思い出です。

もちろん、家族と離れての生活は簡単ではありませんでした。精神的に苦しくなることもありましたが、先生方がしっかり向き合ってくださり、同じ大学を目指す友だちと励まし合いながら乗り越えることができました。 海外での経験があったからこそ、挑戦することを恐れず、自分らしく高校生活を楽しめたと思います。

<これから履正社を目指す後輩の皆さんへ>
キラキラした高校生活が送れるよう、最後まで気を抜かずに頑張ってください。入学後は、一つひとつの行事を全力で楽しんでください。応援しています!

②バンコクからの挑戦~初めての冬、初めての文化祭、そして新しい学びへ~

・2025年4月高校入学(1年生)K.K.さん

タイ・バンコクで約6年半を過ごし、小学校から中学校までを現地で学びました。年間を通して温暖な気候の中で生活していたので、日本に帰ってきて受験の時に感じたあの冷たい空気が今でも印象に残っています。凍えるような寒さの中で向かった試験会場は、とても清潔で明るく、初めて訪れた履正社の校舎がとても綺麗だったことをよく覚えています。

履正社を選んだ理由は、海外大学への進学にも力を入れている点と、学校全体の雰囲気が自分に合っていると感じたからです。

帰国後は塾に通いながら受験勉強を進め、慣れない寒さの中でも毎日コツコツ努力しました。 入学後は、朝の早朝テストなどで漢字や英単語を繰り返し学ぶ習慣が身につきました。特に英単語テストは海外で英語に触れていた自分にとって取り組みやすく、少し自信を持てる時間でした。小さな積み重ねが学びのリズムとなり、自然と勉強に向かう姿勢ができたと思います。

学校生活では、初めて経験した文化祭がとても印象的でした。バンコクの学校ではこのような行事がなかったので、仲間と協力して企画や準備を進めるのがとても新鮮で、笑顔が絶えない楽しい時間でした。クラスメイトや先生方との距離もぐっと近づいた気がします。

わからないところがあるときには、先生方がいつも丁寧に寄り添ってくれます。質問をすれば納得するまで一緒に考えてくださり、時には励ましの言葉をかけてくれる。このような温かいサポートに支えられながら、自分のペースで成長できています。

<これから履正社を受験する皆さんへ>
「緊張しすぎず、リラックスして自分らしく挑んでください。きっと大丈夫です。」 新しい環境への不安もあるかもしれませんが、履正社では先生も友だちもみんな温かく迎えてくれます。ここでの毎日が、次の自分への大切な一歩になると思います。海外で過ごした時間は、きっと皆さんにしかない大切な宝物です。 履正社では、その経験を活かしながら日本での学びを深め、自分の可能性を広げていくことができます。 最初は少し緊張しても大丈夫。先生も友だちも、あなたを温かく迎えてくれます。 新しい一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。

帰国子女に新たな選択肢 履正社中学校・高等学校

2026年度からの「帰国生入試」の導入により、帰国子女の進学先としてますます注目される履正社中学校・高等学校。国際教育、言語技術教育、探究学習、DDP(デュアル・ディプロマ・プログラム)など、海外での学びや経験を強みに変える教育環境が整っており、帰国子女にとって、可能性を広げ、自分らしく学べる場所として、履正社中学校・高等学校は大きな魅力を備えています。これからの未来に向けて、履正社中学校・高等学校で新たな一歩を踏み出してみませんか?

履正社中学校・高等学校

履正社中学校・高等学校
住所 :〒561-0874
大阪府豊中市長興寺南4丁目3番19号
最寄り駅:大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行「緑地公園駅」
阪急宝塚線「曽根駅」
電話:06 6864 0456
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●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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