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帰国子女・海外赴任者必見!日本での一時帰国の過ごし方6選

海外赴任中の皆さんの中には、夏休みなどの長期休暇を利用して、日本への一時帰国を予定している方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。日本に帰って何をしよう?と悩んでいる方は、ぜひ日本でしか経験できないことに時間を使ってみてください。きっと有意義な日本滞在になるはずです。ここでは、日本での一時帰国中のおすすめの過ごし方を6つご紹介します。

一時帰国中の日本での過ごし方おすすめ6選

ここでは、海外赴任中の皆さんに一時帰国中の日本でのおすすめの過ごし方を6つご紹介します。一時帰国の計画を立てる時の参考になれば幸いです。

日本の世界遺産を巡ろう

1つ目は、日本の世界遺産を巡ることです。世界遺産巡りは、日本の歴史や文化について知識を深めることや感性を磨くことに繋がるおすすめの過ごし方です。

現在、日本には北から南まで25件もの世界遺産が登録されています。(令和5年6月時点)例えば、厳島神社や姫路城、白川郷などが有名です。ニュースで聞いたことや、学校の教科書などで写真を見たことがあるかもしれません。普段、机上で勉強している内容も、直接足を運ぶことで強く印象に残ります。

実際、一時帰国中に原爆ドームを訪れた海外赴任中の方は、原爆ドームの展示物や当時の写真を見て「戦争で友人を失うことの悲しみ」や「戦争中は毎日ご飯が食べられなかったこと」、「戦争中はきれいな水が飲めなかったこと」などの当時のリアルな状況を知ることができたと話していました。また、「平和であることのありがたさ」を身に染みて感じることができたとも語っていました。

ぜひ、一時帰国で日本の世界遺産巡りを計画に盛り込んでみてくださいね。そして、滞在国に戻った時には、一時帰国で感銘を受けたことや学んだことを友人にたくさん話して、知識を共有しましょう。

・国立西洋美術館本館(東京都)
・白川郷・五箇山の合掌造り集落(岐阜県・富山県)
・日光の社寺(栃木県)
・法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)
・姫路城(兵庫県)
・百舌鳥・古市古墳群(大阪府)
・厳島神社(広島県)
・原爆ドーム(広島県)
・石見銀山遺跡とその文化的景観(島根県)
・屋久島(鹿児島県)

 

日本の産業に触れる体験をしよう

2つ目は、農業体験や工場見学に出かけて日本の産業を体験することです。大人だけでなく、子どもも楽しく日本の産業について学ぶことができるおすすめの過ごし方です。

海外に住んでいる日本の子どもたちの中には「日本の主食であるお米はどうやってできるのか」を知らない子も多いのだそう。いくら言葉で説明しても、実際に田んぼや畑を見る機会がないとなかなか想像できないですよね。百聞は一見にしかず。普段食べている食物が、どのように作られるのかを知ることは食育として大切なことです。

日本各地には、稲刈りや野菜、果物の収穫などの農業体験ができる農場や施設がいくつもあります。また、馴染みのあるお菓子や飲料、インスタントラーメンなどを作っている会社の工場見学を実施している企業もあります。実際に商品作りを体験できる工場もあるようです。

これらの体験を通して、国によって主産業が違うことや、農業や水産業などの日本独自の産業について学ぶことができる、良いきっかけになるでしょう。

農業体験や工場見学ができる場所は、農林水産省のホームページから探すこともできます。最新情報を確認してから出かけましょう。

日本のお祭りに出かけよう

3つ目は、日本のお祭りに出かけることです。日本のように四季があり、季節ごとにさまざまなお祭りが行われる国はとても珍しく、日本を感じられるおすすめの過ごし方です。春のお花見や夏の花火大会、地域の盆踊りなど、楽しんでみてはいかがでしょうか?

また、予定が合えば大規模なお祭りに出かけることもおすすめです。例えば、北海道のさっぽろ雪まつりや青森県のねぶた祭、京都府の祇園祭などが有名です。各地域の大きなお祭りは、その地域の歴史や宗教観を学ぶことができる素敵なイベントです。

日本について知識を深められるだけでなく、滞在国に帰った時に友人との話題にもなります。家族や子どもの興味に合わせて、日本のお祭りに出かけてみてくださいね。

・青森ねぶた祭(青森県)
・さっぽろ雪まつり(北海道)
・祇園祭(京都府)
・阿波おどり(徳島県)
・三社祭(東京都)
・仙台七夕まつり(宮城県)
・博多どんたく港まつり(福岡県)

・よさこい祭り(高知県)


体験入学や学校見学に参加しよう

4つ目は、体験入学や学校見学です。今後、日本に帰国して日本の学校に進学することを予定しているのであれば、一時帰国中に学校見学や体験入学、学校説明会に参加しておくことをおすすめします。実際の学校生活の雰囲気や学習環境を感じられる良い機会です。

学校によっては、文化祭や体育祭を見学できる場合もあります。しかし、コロナ禍で一般の見学を中止していた学校もたくさんありました。学校の行事に直接参加できない場合でも、学校に直接問い合わせると個別に対応して頂ける場合もあります。一度学校とコンタクトを取ってみましょう。

体験入学の申し込み手順や準備すべき学用品については、『帰国子女・海外子女必見!一時帰国の体験入学について徹底解説!小学校編』をご覧ください。

帰国生のミカタでは、「海外からの学校選びのポイント」についても詳しく紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。


サマープログラムに参加しよう

5つ目は、サマープログラムに参加することです。サマープログラムとは、長期の夏季休暇に学生を対象に行われる短期留学のことを指します。語学関連からアートやスポーツなどの課外活動を通じて、普段とは違う人たちと交流することができます。

サマープログラムには「サマーキャンプ」と「サマースクール」の二種類があります。「サマーキャンプ」は教育機関が提供するアクティビティや専門カリキュラム重視のプログラムで、「サマースクール」は現地語学校や現地校が主催する勉強重視のプログラムです。

サマープログラムで得られるメリットとして、専門知識やスキルを向上させる機会が得られます。新しい分野について学び、深堀りすることで、将来のキャリアに役立つ基盤を築くことができるでしょう。また、異なる国から参加者が集まることが多いため、国際交流の機会があります。他の参加者と交流し、異なる視点やアイデアを共有することで、グローバルな視野を広げることができるのも一つのメリットです。

さらに、グループプロジェクトやチームワークが求められることがあるため、参加者は他のメンバーと協力しながら共同で目標を達成する経験を積むこともできます。このような経験は、リーダーシップやコミュニケーションスキルの向上に役立つことでしょう。

帰国子女におすすめのサマープログラムについてはこちらを参考にしてください。
一時帰国する海外子女必見!帰国子女にもおすすめのサマープログラムをご紹介

テーマパークに行こう

やっぱり日本に帰ったら思いっきり遊び尽くしたい!そんな方はぜひテーマパークに遊びに行きましょう。日本には一日中楽しめる魅力的なテーマパークがたくさんあります。おもてなし、清潔感、お土産の種類など、どれをとっても海外にはない素晴らしい要素が盛りだくさんで、大人でも時間を忘れて楽しめるはず。

ただ遊ぶだけではなく何かを学ぶ機会を設けたい方は、子どもがリアルな職業体験を通して社会の仕組みを学べる「キッザニア」がおすすめです。憧れの仕事にチャレンジしたことは、きっと忘れられない思い出になるでしょう。

・東京ディズニーリゾート(千葉県)
・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪府)
・サンリオピューロランド(東京都)
・キッザニア(東京、甲子園、福岡)
・アンパンマンこどもミュージアム(横浜、名古屋、仙台、神戸、福岡)

 

一時帰国の過ごし方を有意義に

この記事では、海外赴任中の皆さんに向けて一時帰国中のおすすめの過ごし方を6つご紹介しました。一時帰国中に何をしようか悩んでいる方は、①日本の世界遺産巡り、②日本の産業体験、③日本のお祭りに出かける、④体験入学や学校見学、⑤サマープログラムに参加、⑥テーマパークに行くなどを検討してみてください。日本でしか味わえない経験をして、一時帰国を有意義な時間にしましょう。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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