帰国子女家庭が受験前に力を入れている活動ランキング【LINEアンケート結果】~やってよかった体験談も紹介!

海外での生活や帰国準備で慌ただしい中、周りのご家庭がどんな受験対策をして、どう動いているのか気になりますよね。
そこで今回で、海外在住・帰国済みの保護者の皆さまを対象に帰国生のミカタ公式LINEで「受験対策に関するアンケート」を実施しました。これからのスケジュールを立てるためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください!
| ●実施LINEアンケート名 ご家庭で受験に向けて実際に力を入れた・入れている活動アンケート ●リサーチ期間 2026年7月8日~2026年7月15日 |
回答者の属性
◆お子さまの学年

(2026年4月1日の時点での日本の学年)
| 学年・区分 | 未就学 | 小学校1-3年 | 小学校4-6年 | 中学生 | 高校生 |
| 割合 | 2.2% | 13.0% | 41.3% | 39.1% | 4.3% |
◆お住まいの地域
| 地域・カテゴリー | 日本在住(帰国済み) | 海外在住(アジア) | 海外在住(北米) | 海外在住(中東・アフリカ) |
| 割合(四捨五入) | 42.4% | 36.4% | 18.2% | 3.0% |
◆現在想定している「直近の受験」

| 項目 | 割合(四捨五入) |
| 帰国生入試(中学) | 38.8% |
| 帰国生入試(高校) | 26.5% |
| 一般入試(中学・高校) | 14.3% |
| 編入試験 | 6.1% |
| 日本の大学進学 | 6.1% |
| まだ未定 | 4.1% |
| 海外大学進学 | 2.0% |
| すでに受験を終えた | 2.0% |
受験に向けて力を入れている活動ランキング
受験に向けて、各ご家庭がどんな対策しているのか、アンケート結果をもとに「帰国子女家庭が受験前に力を入れている活動ランキング」をご紹介します!
◉受験に向けて力を入れている(いた)活動ランキング
| 1位 | 学習面の強化(塾・オンライン学習など) | 24件 |
| 2位 | 資格取得 | 23件 |
| 3位 | 生徒会・委員会活動 | 7件 |
| 4位 | スポーツ(部活動・クラブチームなど) | 6件 |
| 4位 | 音楽・芸術(楽器・美術・演劇など) | 6件 |
| 6位 | コンテスト・大会への参加 | 4件 |
| 7位 | 探究活動・研究・プロジェクト | 3件 |
| 7位 | 留学・国際交流活動 | 3件 |
| 7位 | 特に何もしていない/これから考える | 3件 |
| 10位 | ボランティア活動 | 2件 |
アンケート結果から、受験に向けて多くの保護者が注力するポイントが明確に浮かび上がりました。
最も際立っているのは、「学習面の強化(24件)」 と 「資格取得(23件)」 が群を抜いて高い点です。
3位以下がぐっと減っていることからも。多くのご家庭が「学力アップ」や「資格取得」を第一優先にしていることがよく分かります。課外活動も魅力的ですが、やはり受験でしっかりアピールできる『客観的な実績』を最優先に準備を進めている方が多いようですね。
「リアルな取り組み」5つのタイプ
具体的に、学習面の強化や資格取得など、皆さんどんな取り組みをしているのでしょうか。 自由記述(原文ママ)でアンケートに寄せられたリアルな声をまとめてみると、主な取り組みは大きく5つのタイプに分かれました。
◆① 語学力の強化・英語資格対策
| ▪英検、英語資格:10件 ▪英語で英語を勉強したりある程度、自発的に表出できるようにイングリッシュキャンプや,サマース・クールに行かせた。 ▪受験勉強+英検&TOEFL対策(入試英語試験免除のため) ▪英検上位級の取得と国算の勉強 ▪日本語と英語(全ての基礎になるから) |
一番目立ったのが、 帰国生入試においてアドバンテージとなる「英語資格の取得」や、実践的な語学力・発信力を高める取り組みです。英検などの資格取得はもちろんですが、イングリッシュキャンプやサマースクールへの参加といった体験型の工夫をしている声もありました。
◆➁ 学科試験・塾・通信教育(学習面の強化)
| ▪課外活動の実績は多数あるので、今は学習面の教科のみ力を入れています ▪学習面の強化(志望校が当日の試験結果を重視するから) ▪帰国生受験に向けて塾に行っています。娘は自宅から通えないため、学生アパートに住んでいます ▪国算塾(早稲田アカデミー) ▪塾 ▪通信教育(Z会)の受講は、海外在住時〜帰国後の現在も継続している。 ▪日本の勉強の足りてない部分の強化 |
塾や通信教育を活用し、学科試験対策や国語・算数(数学)などの基礎学力補強に特化しているグループです。志望校合格に向けて、まずは足腰となる学力をプロの手を借りて伸ばしている様子が伝わってきます。
◆③音楽・芸術・スポーツなどの特技
| ▪Trinity exam (musical) ▪ABRSM violin exam ▪芸術の習い事の試験を頑張っています。自分の自己表現や成長するための努力を学ぶため。 ▪テニス ▪海外でのピアノコンクール受賞 |
音楽(ヴァイオリン、ミュージカル、ピアノ)やスポーツ(テニス)に力を注いできたご家庭も。実技面や海外での実績作りに力を注いできたグループです。単なるアピール実績作りにとどまらず、「自己表現力を磨くため」「努力することの大切さを学んでほしいから」という、習い事を通じた内面的な成長を大切にしている姿勢が伺えます。
◆④学校生活重視!生徒会や委員会活動
| ▪中国語、生徒会、現地学校交流 ▪日々の学校生活で積極的に委員会活動などに力を入れてる |
日々の学校生活の中で、生徒会や委員会活動、現地校での交流などに積極的に参加しているタイプです。面接や書類選考でアピールできる「主体性」や「協調性」を育む取り組みと言えます。
◆⑤これから何をすべきか模索中
| ▪どうしたらいいか、何が必要なのかこれから |
そしてもちろん、「何が必要なのか、これから考えるところ」というリアルな声もありました!
受験情報は複雑で、お子様のタイプや時期によっても必要な対策はバラバラ。「何から手をつければ…」と迷うのは当然です。焦らず、まずは情報収集から一歩ずつ進めていきましょう。
受験のために実際に取得した資格一覧
力を入れている活動で一番回答が多かった「資格取得」ですが、具体的にどのような資格を選んでいるのでしょうか?

Q6. 受験を意識して取得した(または検討している)資格はありますか?
| ▪英語資格(英検):30件 ▪英語資格(IELTS / TOEFL / TOEICなど):6件 ▪日本語・国語系の資格・検定(漢字検定など):6件 ▪数学・理科系の資格・検定:2件 ▪その他の資格・検定:2件 ▪特に資格は取得していない/重視していない:3件 ▪プログラミング・IT関連資格:0件 |
グラフからも分かる通り、「英検(30件)」が圧倒的な1位となりました!
帰国生入試を実施する多くの学校で、英検(特に2級や準1級以上)を取得していると「英語試験の免除」や「点数換算・加点」などの優遇措置が受けられます。出願条件になっているケースも多いため、「まずは英検!」と動くご家庭が多いようです。
また、IELTSやTOEFLなどの国際的な英語資格や、日本語の基礎力を証明する「漢字検定」に取り組むご家庭も散見されます。
客観的かつ一目で伝えられるのが資格の最大の強み。まずは志望校の優遇条件を確認し、お子様に合った資格から一歩ずつチャレンジしていきましょう。
保護者が実感した「やってよかった」活動・資格とその理由
受験を振り返って、あるいは準備を進める中で「これはやっておいて本当に良かった!」と保護者の皆さんが実感した活動や資格について、リアルな声が集まりました。
◆英検・英語系資格
一番多くの声が集まったのは、やはり「英検」をはじめとする英語系資格でした。
| 「結局、日本では英検が一番強いと実感した」 「日本の中学・高校受験で英語力の証明書として使え、加点や試験免除の優遇措置があるから」 「帰国子女枠の英語試験免除には有効期限や取得期日があるため、小3で2級→小4秋で準1級→小5でTOEFL 100点超えと、スケジュール感を意識して進める指標になった」 「最も重要な課題における学習進度を確認する良いバロメーターになる」 「高校受験のために準1級を取ったが、結果として英語力が大きく向上して今後が楽になった」 「インターでの語彙力アップにも繋がった」 |
◆コンテスト・実技試験
現地校でのイベントや専門的な実技試験を通じて、度胸や自己表現力を磨けたことを挙げる声も目立ちました。
| 「その都度苦労して工夫し、現地生よりも好成績が取れた時に大きな自信へ繋がった。受験用だけでなく、人生経験として非常に意味があった」 「ロンドンの正式な表現試験(Trinity exam) :英語で3曲ミュージカル、セリフ、質疑応答を行う試験で、プレゼン能力や英語で発言する力、表現力を養うのに非常に良かった」 「サービスラーニング(ボランティア)で国際カンファレンスに出場できたり、音楽で大きなコンクールに出場できたこと」 |
◆サマーキャンプ・校内活動
| 「毎年異なる内容のサマーキャンプに参加。日常生活では得られない体験をすることで、精神的に大きく成長した」 「生徒会・委員会活動で、様々な企画を最初から最後まで経験でき、日々の学校生活の中で成長を感じられた」 |
英検などの資格で「受験の安心感」を確保しつつ、現地校でのイベントやサマーキャンプなどで「度胸や自信」を育む。この両方をバランスよく取り入れることが、受験対策としても、お子様の成長にとっても最高のアプローチになっているようです 。
「確実な武器」と「自信になる体験」でわが家らしい受験対策を
帰国子女の受験対策、みんなのリアルな事情を保護者アンケート結果を基にご紹介しました。
今回のアンケートを通じて見えてきたのは、多くのご家庭が「合格に直結する基礎固め」と「子どもを成長させる体験」の2つを賢く組み合わせている姿でした。
ご家庭ごとにアプローチは様々です。「我が家にはどのスタイルが合っているかな?」と考える際のヒントにしてみてくださいね!
| 今後もLINEアンケート企画を実施予定です。 皆様のご経験やリアルな声が、帰国子女家庭の大きな支えになります。 ぜひLINE公式アカウントにご登録のうえ、次回のアンケートにご参加ください! 【公式LINE】ご登録はこちら |
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
【関連記事】
最新情報をLINEとメルマガでお届けしています!ぜひお友だち追加・フォローしてください。





