HOMEお役立ち記事自信を持って帰国後の面接・インタビューに挑もう!子どもと見ておきたいおすすめの「TED Talks」5選

自信を持って帰国後の面接・インタビューに挑もう!子どもと見ておきたいおすすめの「TED Talks」5選

帰国後の面接対策が分からず、不安を抱えている方も多いはず。帰国子女入試の面接では、帰国生として学んだことの経験と学校との相性を見ていることが多いです。そこで今回は、帰国子女が面接対策する際の悩みや自宅で練習する際の注意点などをご紹介します。面接対策におすすめのプレゼン動画もぜひ参考にしてみてください。

帰国子女の入試面接対策

面接の練習方法

帰国子女入試において面接の重要度は高く、面接による人物評価が合否に大きく影響しているケースもあります。海外生活で得た経験と、その経験を自分の将来にどのように生かしたいかなど、海外で培ったさまざまな価値観をアピールできることが重要です。また面接官に好印象を与えることも重要なので、面接対策はしっかりしておきましょう。

塾や模擬面接を行っている学校などを活用することで、本番に似た緊張感の中で練習することができるだけでなく、受験のプロから見た貴重な意見をもらえることもあります。

面接に自信がない場合や緊張感に慣れていない場合は、自宅で練習することもおすすめです。まずはリラックスした状態で大きな声ではっきりと答えることや、入学への熱意を表現できるようにしておくことが重要です。


面接マナーや保護者への質問

面接のマナーにも注意しましょう。服装や髪型はもちろん、言葉づかいや入退室時の態度も重要です。また予想していなかった質問をされたり、極度の緊張で実力が出せない可能性もあります。不測の事態が起こっても冷静に対処できるようにしておきましょう。

保護者の面接を実施している学校もあります。滞在国での学校選びや現地での生活、家庭の教育方針や子どもの将来について考えていることなどを振り返っておくことがおすすめです。

自宅で面接対策を行う際のよくある悩み

緊張感が足りない

面接の練習は、可能な限り本番と同様の環境を整えることでより効果があると言えます。自宅で保護者の方と面接の練習をする場合、緊張感が足りないため、本番で起こりうる失敗を把握できなかったりする可能性があります。保護者以外の大人に面接官をお願いするのもおすすめです。

客観的な評価が難しい

塾や学校の模擬面接を活用して練習をする場合、実際に面接官経験のある先生や受験のプロである塾の講師から、客観的なアドバイスをもらうことができます。しかし保護者の方からは、問題点などを見つけることが難しい場合もあります。

自宅で面接の練習をする際には、面接の様子を撮影して第三者から客観的な評価をもらうことも重要です。


入試面接で面接官が見ているポイント

理解力

学校側の質問の意図を理解することが重要です。また、ありふれた回答は面接官の印象に残らない可能性もあるので、自分の個性や経験なども織り交ぜて話を組み立てるのがおすすめです。

言語能力

帰国子女枠受験の場合、日本語で面接を行う学校や英語で面接を行う学校、また両方で行う学校もあります。面接では日本語であっても英語であっても、自分の考えを言語化して伝えられるかを見られます。保護者が書いた原稿を丸暗記したような回答は、面接官は見抜いてしまいます。

言語能力を養うには、日常的に親が子どもの話をたくさん聞いてあげることが重要だと言われています。子どもが自分の言葉で話し、親がその言葉を受け止めてあげることで、子どもはもっと話したくなるのだそうです。

発表力と表現力

近年では、子どもの頃からコミュニケーション能力やプレゼンテーションスキルを養うことは、多様な社会で自分の個性を発信していくために必要不可欠と言われています。

コミュニケーション能力は「話し上手」であるだけでなく、相手から話を聞き出す能力をさします。コミュニケーション能力の高い人は、子どもの頃から親とよく話をしていた人が多いと言われています。そのため、親が聞き役になって子どもが自由に発言できる環境をつくることが重要です。

プレゼンテーションスキルは、相手に自分の考えをより効果的に伝える能力です。面接官に好印象を残すことは、合否に大きく影響する可能性があります。プレゼンテーションスキルが備わっていれば、自然体で実力を発揮できるとも言えます。


面接対策におすすめのプレゼン動画5選

世界のプレゼンテーションを視聴できるオンラインサイト「TED Talks」。子どもの登壇者によるプレゼンもあるため、面接対策におすすめです。今回は、話し方や表現方法を参考にしたいプレゼン動画5選をご紹介します。

「12歳のiPhoneアプリ開発者」トーマス・スウォレズ

2020年度から小学生のプログラミング教育が必修化されました。近年、ゲームで遊ぶだけでなく、自分でゲームを作りたいと考える子どもも増えてきているそうです。

トーマス・スウォレズは2010年に自作のiPhoneアプリを発表し、そのスキルを活かして学校に「アプリクラブ」を創設。他の生徒たちにアプリ開発のノウハウを教えていました。

「成功者だけが知る、8つの秘密!」リチャード・セント・ジョン

どのような人が成功するのか?をテーマに、7年間で500人の成功者にインタビューを実施して得た「8つの成功の秘密」を紹介しています。イラストを使ったスライドがシンプルで分かりやすく、ジョークを交えた演説が聞き手の興味を惹きつけています。

「新しいアイデアのつくり方」高橋晋平

データに基づいた分析をするのではなく、無限の可能性から自由に創造することが、斬新で、かつ世の中に必要とされているアイデアを生み出すと高橋さんは考えます。

子どもにも分かりやすい手書きのイラストや、写真を多く使ったスライドを使用。実際に高橋さんが開発した可愛いおもちゃも見ることができます。

「先延ばし魔の頭の中はどうなっているか」ティム・アーバン

物事を先延ばしにする人の頭の中を、可愛いイラストを使って説明しています。世の中のほとんどの人は「何か」を先延ばしにしているとティム・アーバンは言っています。それが期限のないものであれば、自分の人生にも影響を与えているかもしれません。

90年の人生をカレンダーにした「人生カレンダー」を見れば、先延ばしにしている時間は無いと気付くでしょうか?

「天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう?」エミリー・ワプニック

「マルチ・ポテンシャライト」と呼ばれる人たちついて解説しています。子どものころに誰もが答えた「大きくなったら何になりたい?」という質問。成長するにつれて、この質問の重みが変わってきます。

興味があることが多すぎて天職が見つけられない自分は、社会不適合者なのではないか?と悩む人たちがいます。しかしそんな「マルチ・ポテンシャライト」は、21世紀の社会に必要不可欠なのです。

面接成功のカギは事前準備

面接対策で最も重要なことは事前の準備です。よく聞かれる質問や質疑での注意点などを参考に、あらかじめ答えを考えておくことがおすすめです。答え方や態度にも注意しましょう。面接官の目を見て、聞き取りやすい口調で簡潔に答えることが重要です。おすすめの動画などを参考に練習してみましょう。万全な面接対策で、自信を持って本番を迎えてください!

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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