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【4月セミナー開催レポート】帰国生入試のプロが徹底解説!首都圏版 帰国生中学入試 2023 リポート

4月16日(日)に開催された無料セミナーでは、早稲田アカデミー国際部 国際一課課長 田畑康先生をお招きし、2023年度帰国生中学入試について詳しくお話いただきました。今回は、その様子をレポートいたします。

帰国生入試のプロが徹底解説!首都圏版 帰国生中学入試 2023 リポート
主催:帰国生のミカタ
登壇者:早稲田アカデミー国際部 国際一課課長 田畑康先生

6月11日(日)にはインター校・現地校に通う子どもたち、帰国後の学校選びと受験対策はどうする?〜 帰国生受験サポート700人以上!EDUBALが徹底解説 〜」会員限定無料オンラインセミナーを開催予定。

海外子女向けオンライン家庭教師EDUBALの中原立貴先生が、インター校・現地校に通う子どもたちが、帰国後の中学受験・高校受験においてどのように学校を選ぶべきか、受験対策をどのようにやっていくべきかなどに関してご講演くださいます。ぜひ、奮ってご参加ください。

詳細はこちら

開催概要

一般入試だけでなく、帰国枠の中学入試合格実績も伸ばしてきた早稲田アカデミーでは、今年2月、帰国生のための中学受験専門校舎「帰国生専門LOGOS AKADEMEIA」を開校するなど帰国生指導に力を入れ、入試報告会や出願ガイダンスなどのイベントなども行っています。

今回の無料オンラインセミナーでは、帰国生中学受験を検討している受験生とその保護者様に向け、2023年度帰国生入試の概況や帰国生対象入試の出願資格の紹介。また、首都圏の人気中学の帰国生入試の形式や国際系中学の特徴など、早稲田アカデミーが独自にまとめたデータを基に徹底解説していただきました。


ご参加いただいた方

シンガポール在住の方々を中心に、主に海外から129名の方がご視聴されました。

講演内容

今年の帰国生中学入試はどうだったのか?入試科目や日程、新規募集を始めた学校の狙いは?

首都圏における中学受験者数は年々増加しており、公立中学校との差別化を図るため私立・国立公立中学校では、STEAM教育やオンライン授業、グローバル教育に力を入れている学校が増えています。

首都圏の帰国生入試においては、早稲田アカデミーが指標としている主要な難関18校の出願者総数が去年より約300人ほど減っており、これは中堅中学校の出願者数が増えたことが理由だと分析してます。受験生の数や一人当たりの受験校は増えているからです。帰国生対象入試を行っている学校は2023年に200校を越え、帰国生を積極的に受け入れて一般生へのグローバル教育にも力を入れる学校が増えていると言えます。

新規で帰国生を募集している学校は一般入試よりも合格しやすい傾向があります。これは、受験科目が少ないこと、問題自体も易しく設定されていること、海外滞在経験などが考慮されることが多い、などの理由が考えられます。

2023年度は「英算国」型を導入する学校が注目され、中には英語に関してはTOEFL90点を取得している生徒は、英語の筆記試験は免除する学校もあります。また帰国生が受験しやすいように、12月上旬に入試日程を変更した学校もあります。

帰国生対象入試の出願資格は?

一般的には「2023年3月小学校卒業見込み者またはそれに準ずる者で、試験日までに海外在留2年以上、帰国後2年以内の者」と定めている学校が多いですが、「英検2級以上または同等の英語力を有する者」と定める学校や、海外滞在歴や帰国時期についての記載が一切ない学校もあり、国内のインターナショナルスクールに通っている生徒や、外国籍の生徒にも出願資格を与えている学校があります。
2024年度の入試については、受験資格についての見直しをする学校が多いという情報も入って来ているそうです。

国際系中学の人気の秘密は?

グローバル教育の目的は、異文化を理解し異なる文化を持った人々と共に生きていく能力を育成することや、外国語能力の基礎や表現力などのコミュニケーション能力を養うこととされています。ただ日本の、特に公立の中学校・高校のグローバル教育はまだまだ改革半ばであることから、私立・国立の国際系の中学校に人気が集中していると言えます。

国際系中学校の中でも、帰国生を受け入れるだけでなく一般生へのグローバル教育に力を入れている学校が人気です。グローバル教育は「詰め込み」でもなく「ゆとり」でもない、思考力や判断力、表現力などの「生きる力」を習得することだと言われています。

その他にも、以下のトピックスについて詳しくお話をいただきました。

・帰国生の受験はいつ頃が多いか?
・帰国入試で、どこまで英文法を学ぶべきか?
・帰国枠入試と一般入試の準備にかける割合について
・帰国生専門の塾に通うべきか?
・英、国、数の勉強のバランスは?
・英語小論文の入試について
・新設校を受ける時の注意点
・帰国編入入試について
・日本人学校生の受験の傾向と対策


登壇者

早稲田アカデミー国際部 国際一課課長
海外子女教育振興財団 教育アドバイザー
田畑 康

1993年に早稲田アカデミーに入社。複数校舎で講師を務めた後、校長として勤務。2005年より、日系学習塾のロンドン校やニューヨーク校などの校舎責任者を計10年務める。

2015年に早稲田アカデミー国際部に復職し、帰国生と保護者向けの講座や説明会、イベントなどの運営責任者を担当。2019年に開校した早稲田アカデミーニューヨーク校の校長に就任後は、海外子女教育振興財団の教育アドバイザーなども務める。

本人も帰国子女で、小学2年生から中学3年生までオーストラリアとマレーシアに合計7年半滞在。


6月11日開催セミナーについて

6月11日(日)に会員限定で「インター校・現地校に通う子どもたち、帰国後の学校選びと受験対策はどうする?〜 帰国生受験サポート700人以上!EDUBALが徹底解説 〜」を無料開催いたします。

海外子女向けオンライン家庭教師EDUBALの中原立貴先生が、お子様に合った学校をどのように見つけるのか、そのヒントとなる切り口や、受験対策のスケジュール、また、気になる「編入」に向けての対策なども含めて、これから中学/高校受験を検討する方に向けて徹底解説してくださいます。

みなさんのご参加お待ちしております!
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●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

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