秋のオンライン学校説明会!帰国生におすすめの寮のある学校をご紹介【2025年】

2025年秋のオンライン学校説明会に参加する寮のある帰国子女受け入れ校の魅力を徹底解説します。親元を離れても安心のサポート体制、仲間との絆が深まる寮生活の魅力をご紹介します。
<寮あり>帰国子女受け入れ校をピックアップ
帰国生のミカタがおすすめの寮のある帰国子女受け入れ校をご紹介します。海外在住で日本の進学を考えている方や海外転勤が考えられる方、遠方から進学を考えている方など、ぜひ参考にしてみてください。
東北
◆秀光中学校・仙台育英学園高等学校【宮城・共学・中学受験・ 高校受験・寮あり】
男子寮「インターナート福田町」、女子寮「ドーミー宮城野」はともにJR東日本仙石線沿線の駅より徒歩数分とアクセスの良い立地にあります。
<男子寮「インターナート福田町」>
ホテルや洋食レストランで経験を積んだチーフがおいしく、栄養バランスの良い料理を提供。部屋にはクローゼット、冷蔵庫、家具が完備され、住み込みの寮長・寮母さんが生徒たちの体調管理を把握しています。また、寮内の学習室では東北大学の学生がチューターを担当しています。
<女子寮「ドーミー宮城野」>
専属の管理栄養士が健康的な食生活をサポート。男子寮と同様、女子寮も家具や備品や備え付けで完全個室です。マネージャー夫婦が常駐管理しており、生徒の生活を心身ともにサポートし、セキュリティ面も万全です。
中部
◆不二聖心女子学院 中学校・高等学校【静岡・女子校・中学受験・高校受験・編入試・寮あり】

300名規模の女子寮をもつボーディングスクールで、中学生は学年の半数以上が平日寄宿舎で過ごしています。
週末帰宅型の寮ですが、保証人制度や学生会館などを利用することで、ご家族が海外にいても、入学・転編入することも可能です。
関東
◆関東学院六浦中学校・高等学校【神奈川・共学 ・中学受験・ 高校受験・編入試・寮あり】
海外からの帰国生・留学生、日本全国から本校への入学を希望する生徒を迎え入れるために、2021年度から寮を開設しました。
帰国生、留学生や国内地方からの入学生が集う、国際寮です。部屋は6畳の1人部屋で、ICチップで鍵や入退館や食事摂食の有無が管理されています。また、朝食は和食、洋食から選べて育ち盛りの高校生の体をしっかりサポート。大浴場はスーパー銭湯さながらの大きな浴槽が完備されています。
◆啓明学園中学校高等学校【東京・共学・小学校受験・中学受験・高校受験・編入試・寮あり】

1940年に帰国生受け入れ校としてスタートした本学園は、初等学校から高校3年生9月まで帰国生を随時受け入れています。帰国生向けの「国際プログレスクラス(中高は国語、数学、理科、社会の取り出し授業)」があり、日本での新しい環境にスムーズに適応できるよう、段階的な学習支援を行っています。
一人ひとりの言語力や学習歴を踏まえて個別時間割を作成し、通常クラスでの授業に徐々に移行していきます(通常クラスへの移行時期には個人差があります)。個人のニーズに合わせて学べることが大きな特徴です。
さらに、海外で培った言語力を活かすために、「国際英語クラス」や「外国語保持クラス」も設けており、多言語環境での学びを大切にしています。
独自の生徒寮はありませんが、1年以内での外部学生寮の斡旋が可能です。ご相談ください。
◆暁星国際小学校・中学校・高等学校【千葉・共学・寮あり】

東京九段の暁星学園によって国際的な教育環境の実現を目指し開校された本校は、間もなく創立50周年を迎えようとしています。
この間、インターナショナルコースの開設で、海外で身につけた英語力の維持やバージョンアップが可能になり、多くの帰国生を受け入れてきました。
また、キャンパス内に男子寮と女子寮も併設されており、保護者の皆様が海外にいらっしゃる場合でも安心して学校生活を送ることができます。
◆土浦日本大学高等学校【茨城・共学・高校受験・編入試・寮あり】


本校は、帰国生の受け入れを始めて22年、創立63年の茨城県土浦市にある私立高校です。
成田・羽田・茨城の各空港からのアクセスも良いです。
寮は、男子寮・女子寮に分かれており、常磐線土浦駅からそれぞれ徒歩で約10分、学校との距離は8~10分の立地です。
全部屋個室、家具や収納など充実した設備が整い、安全で快適な環境で生活や学習をすることができます。
土日祝日を含め3食食事付き(平日のお昼は作り立てのお弁当が学校に届きます)で、健康や栄養の面でも安心です。
閉寮期間は、夏休みと年末年始の年間計20日のみで、休日の度に帰省する必要はないため落ち着いて過ごすことができます。
入寮は、帰国生入学試験を受験した者、保護者が海外に在住する者、いずれかの条件を満たしていることが必要です。
詳細は、HPからお問い合わせください。https://www.tng.ac.jp/tsuchiura/
◆文化学園大学杉並中学・高等学校【東京・共学・中学受験・高校受験・編入試】
本校には、男子寮と女子寮が1か所ずつ、男女共有の寮が2か所と4つの提携寮があります。
部屋は一人部屋のみとなっており、各部屋にはバスルーム(バスタブ・浴室暖房喚起乾燥機)・トイレ(温水洗浄便座)・ミニキッチン・TVモニター付きインターホン・クローゼット・シャワー水栓付き独立洗面台・シーリングライト・エアコン・2ドア冷蔵庫・全自動洗濯機・デスク・チェア・木製ベッド(引き出し付き)・チェスト・TV台がついています。また、ダイニングルーム・メールボックス・駐輪場・パウダールームの共有施設を使用できます。
各提携寮、寮父・寮母さんが住み込みで管理しており、日曜日を除き1日2食の食事を提供してくださいます。
関西
◆四天王寺高等学校・中学校【大阪・女子校・中学受験・高校受験・寮あり(高校生対象)】

聖徳太子の和の精神を礎に創立100周年を経た本校では、数多くの先輩が築き上げた伝統を受け継ぎながら、それぞれの生徒が自分の夢を追求します。
中学は「医志コース」「英数Sコース」「英数コース」「文化・スポーツコース」の4コース編成、高校は「文理選抜コース」「文理コース」「文化・スポーツコース」の3コース編成で、自分に合ったコースで目標に向けた完全燃焼を可能にしています。
高校生対象の寮があります。
◆同志社国際中学校・高等学校【京都・共学・中学受験・高校受験・編入試・寮あり】

本校の寮(高校生のみ)は、保護者が海外に在住している、または、 遠方で登校が難しい生徒を対象に提供しています。(通学に1時間半以上かかる場合)
3階建て、洋室(3人部屋)が設備されており、寮監、寮母が常駐し、 24時間体制で寮生の生活を支えてくれます。各部屋には、空調・机・ 椅子・ベッド・書棚・クローゼットが既設されています。
◆立命館宇治中学校・高等学校【京都・共学・中学受験・高校受験・編入試・寮あり】
親元から離れて学ぶ国内外から集まった生徒、また、海外の留学生が滞在する生徒寮は、国際色豊かです。寮運営部の教員が定期的に訪問するほか、男女のハウスマスターが24時間常駐し、安全・安心のサポート体制が整っています。
室内は学習机、本棚、クローゼットやベッドなどの家具が完備。保護者の方々も安心できるよう寮生保護者会も開催しています。
現在の生徒寮は2026年3月末をもって閉寮し、2026年4月からは学校敷地内での運用を開始する予定です。新生徒寮の仕様は調整中ですが、シングルルームで寮費は月額7.4万円(水光熱費、食費、リネン費別)程度を想定しています。
◆武庫川女子大学附属中学校・高等学校 【兵庫・女子校・中学受験・高校受験・編入試・寮あり】

2021年にリニューアルされた「むつみ寮」は、耐震補強が施され、内外装ともに一新されました。利便性の高い立地に加え、生活しやすい環境が整っています。個室中心の構造により、生徒一人ひとりの自由度が高まり、くつろぎの空間でありながら、時間を気にせず勉学に集中できる環境が実現しました。
部活動と勉強の両立を支え、友人と共に成長できる、理想的な学生寮を目指しています。
九州
◆柳川高等学校 【福岡・共学・高校受験・寮あり】

現在、在籍数は約1300名。そのうち、約100名の留学生や帰国子女が在籍するインターナショナルな高校です。
グローバルリーダーを育てる国際科(I.C.C.)があり、留学生サポートセンターで日本語学習や日常生活を支えます。もちろん、海外や県外からの生徒を対象とした学生寮(男子3棟、女子1棟)を完備しており、受け入れ態勢は万全です。
全寮制学校の発祥
全寮制学校の発祥は15世紀頃、イギリスで始まったと言われています。富裕層の子どもたちが勉強はもちろん、社交界で必要な知識、教養を身につけるための場所だったようです。イギリスに続き、17世紀頃にはアメリカ、カナダ、オーストラリアにも普及し始め、ヨーロッパ各地、そして現在はアジア圏にも増えてきています。全寮制の教育制度には昔から実績があり、子どもたちは自立心、自律心が育つと言われています。
寮生活ではどんなことが変わってくる?
初めは窮屈に感じることもあるかもしれませんが、寮生活では長い目で見ると生きていく上で大事な習慣が身につきます。
◆持ち物管理
自宅であればダイニング、自分の部屋など持ち物をさまざまな所に置くことができますが、寮では自室以外は共有スペース。自分の持ち物は責任をもって管理しておく必要があります。紛失や予期せぬ盗難なども念頭におき、貴重品などの取り扱いも身につきます。
◆スケジュール管理
寮での生活は団体生活のため「食事の時間」、「勉強の時間」、「就寝時間」など細かくスケジュールが決められています。その中で洗濯や部屋の掃除、自由時間などをやりくりしていく必要があり、自分自身で上手に時間管理をする能力が身につきます。
◆外出
「外出は週末のみ」、「外出先は届け出が必要」など、自由な時間に好きな場所へ外出するということは寮生活ではできません。少し不便を感じるかもしれませんが、生徒の安全管理のためには必要です。
寮の魅力
◆人と話す力がつく
寮では寮を運営する大人もいれば先輩、同級生、後輩とさまざまな立場の人と共に暮らすことになります。目上の立場の人への話し方や後輩へのアドバイスを兼ねた話し方、皆で協力する時、問題解決をする場合などTPOに応じて話す力が身につきます。
◆友情・人間関係を深める
寮生活で一緒に過ごす仲間は寝食を共にし、非常に濃密な付き合いになります。趣味や価値観が同じような友だちと友好関係を深めることはもちろん、衝突しがちな友だちともそれを乗り越えて共同生活をしていく必要があります。このようにお互いの「素」の部分をさらけ出して暮らすことにより、より相手への理解が深まりかけがえのない友情や人間関係を深めることができるでしょう。
◆集中できる環境
寮生活では「勉強する時間」が決められています。その間は他の寮生も学習時間のためお互い刺激を与えながら勉強に集中することができます。また、寮側も学習時間中はスマホ禁止、個別質問時間を設けるなど勉強に集中しやすい環境を作っています。スポーツに特化した全寮制や寮のある学校もあり、こちらは団体競技に欠かせないチームワークを寮生活で築きあげたりなどスポーツをサポートする環境が整っています。また、寮生活は自分の時間が限られていることから、限られた時間を有効に使うために目の前のことに集中して取り組む習慣も身につきます。
学校選びの際には寮の雰囲気も見ておこう!
寮のある帰国子女受け入れ校、いかがでしたでしょうか?いずれの学校も寮監や教員など大人たちにしっかりとサポートを受け、同世代の仲間とかけがえのない学生生活を送っているようです。寮があれば進学の選択肢も増えるというご家庭は多いはずです。ぜひ学校選びの際に寮の見学なども行い、お子さまが進学後の生活がイメージしやすいようにしておきましょう。
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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