教育アプリ13選!アメリカの現地校も活用する教育アプリをご紹介【2024年版】
せっかく海外で教育を受けた帰国子女の皆さんの英語力はぜひ保持して、さらに向上したいものです。そこで今回は、アメリカの現地校も活用する教育アプリを厳選してご紹介します。英語はもちろんのこと、アメリカのカリキュラムに沿って英語で算数(や数学)なども学べるので、論理的な思考の形成にも役立ちます。
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帰国子女が教育アプリを利用するメリット
海外で教育を受けた帰国子女の皆さんは、英語力を中心に、せっかく学習したレベルを維持したい、更に向上したいと思われるでしょう。帰国後には、インターナショナルスクールに入学したり、英会話スクールやオンライン英会話で学ぶ方法などいくつか考えられますが、教育アプリを利用することも有効な方法の一つと言えます。
教育アプリは、インターネット環境さえあれば、スマホでもipadでも学ぶことができ、また空いた時間や通学の途中など、すき間時間で手軽に取り組めることもメリットと言えます。また、アメリカの現地校のカリキュラムを引き続き日本でも受講することができます。
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◆帰国子女の教育アプリの選び方
帰国子女の皆さんにとって、どのような教育アプリが役立つでしょうか?ここでは、その選び方について、ポイントをご紹介します。
◆対象年齢をチェックしましょう
まず初めに、興味があるアプリの「対象年齢」について確認しておきましょう。海外の教育アプリ、例えばアメリカのものでは、学年ごとに内容が分かれていることもあるので、実際に問題を解いてみて理解できるかどうかを事前にチェックすることもおすすめします。約1週間〜1カ月の無料トライアル期間を設けているアプリも多くありますので、活用してみてはいかがでしょうか。また、サイトとアプリが用意されている場合は、サイトで確認して使えそうだったらダウンロードすると効率的かもしれません。
今回は「アメリカの現地校も活用する教育アプリ」をご紹介しますが、日本とアメリカでは学年制に違いがあります。アプリの対象年齢を確認する際にご参照ください。
◆お子さまに合ったアプリを選ぼう
せっかくアプリをダウンロードしても、お子さまの興味がわかないものはすぐ使わなくなってしまう可能性が大きいので、まずはお子さまの好みを確認してみましょう。また、アプリを利用して、どんな分野の学習を伸ばしたいのかについて、目標を予め考えておくとよいでしょう。継続できる学習アプリを選ぶことが大切と言えそうですね。
◆無料アプリから始めよう
アプリはすぐ始められて、どこでも利用できるのが最大のメリットですが、お子さまが飽きずに使い続けられるかは、やってみないと分からないことも多いかもしれません。そこで、まずは無料のアプリから始めることをおすすめします。その上で、さらにサービスを追加したいということになったら、有料プランを検討してみてもよいかもしれません。有料のアプリには、最初に使用料を払うプランや、サブスクリプション方式のものなどがありますが、使わなくなった場合は解約することを忘れずに行いましょう。思わぬ課金が続いていることがあるかもしれません。
◆口コミをチェックしましょう
ダウンロードする前に、アプリについての口コミもチェックしておきましょう。インストール画面の下にコメントが出ていることが多いですが、ほかにもアプリ名をネット検索すると人気ランキングサイトやアプリの解説サイトなどで、使いやすさや人気度について調べることもできます。
帰国子女におすすめの教育アプリ13選
◆Dr. Seuss Treasury Kids Books
【特色】
※Apple Store のみ
・種類:アプリ
・対象年齢:Pre-k(幼稚園)、0歳〜5歳
・費用:7日間無料、その後有料
・内容:欧米の子どもたちで知らない子はいないと言われるほど有名なアプリ。アメリカで人気のDr. Suess(ドクター・スース)の絵本シリーズを、読み聞かせアプリで読むことできます。50以上の名作タイトルが楽しめて、レベル別に好きな本を選ぶことが可能。単語をタップすると発音と一緒に単語が浮かび上がるなど楽しい仕掛けがたくさんあります。聞き流しにもぴったりなので、寝る前にかけるのもおすすめです。
◆Oxford Reading Club
【特色】
・種類:アプリとサイト
・対象年齢:Pre-k(幼稚園)、 Grade1〜4 (3歳〜8歳)
・費用: 1カ月990円(6カ月:5,720円、12カ月:11,000円)
※80冊を14日間無料体験可能
※アプリ利用には公式サイトから会員登録が必要
・内容:イギリスの小学校でも採用されているOxford Reading Treeをはじめ、オックスフォード大学出版局のリーダー教材を読むことできるアプリ。フォニックスから文学作品まで、レベル別の教材を13シリーズ、1000冊以上を取り揃えています。リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングのすべてのスキルアップに役立ちます。音声は、アメリカ英語とイギリス英語から選ぶことが可能。読み上げるスピードの調整や自分の声を録音する機能も付いています。
◆Endless Reader
【特色】
・種類:アプリ
・対象年齢:Pre-k(幼稚園)、0歳〜5歳
・費用:無料(アプリ内課金あり)
・内容:バラバラになった英単語を正しいスペルに並べて直していく知育アプリです。画面内で動いている単語を捕まえて文中の所定の位置までドラッグ。文を完成させると可愛いモンスターたちが読み上げてくれます。
◆Newsela
【特色】
※Apple Store のみ
・種類:アプリとサイト
・対象年齢:Grade1以上 7歳以上
・費用:無料(会員登録が必要)
・内容:語彙力に合わせて、単語数や表現方法が変えられるニュースサイトです。5段階の読解レベルでリーディングを楽しめます。20以上の分野のニュースが用意されており、幅広い分野のニュースを学ぶことができます。アメリカでリーディング教材として活用されている実績もあります。
◆Starfall(Reading/Math)
出典:Starfall
【特色】
・種類:アプリとサイト
・対象年齢:Pre-k(幼稚園)、Kindergarten、1st~3rd Grade
・費用:無料(アプリ内で課金あり)
・内容:シュルツ博士によって2002年に開発された、算数と英語の読解を伸ばすアプリ。Phonemic awareness(音素認識)と呼ばれる、英語を耳から鍛えて覚える方法などを取り入れており、親しみやすいアニメーションで楽しみながら英語力をアップできます。アメリカの現地校のホームワークでも活用されているアプリです。
◆Khan Academy Kids(Reading/Math)
【特色】
・種類:アプリとサイト
・対象年齢:2~6歳(Khan Academyは、幼稚園~中学2年生)
・費用:無料
・内容:プログラムは、スタンフォード大学の専門家や、アメリカ保健福祉省が提唱する幼児教育の枠組み、全米各州で共通の学習基準にも準じており、算数、数学を学年ごとに学べるほか、読み聞かせのビデオなどもあります。必要以上のゲーム機能も入っておらず、シンプルに無料で使用できるアプリを探している方におすすめです。
◆Raz-Kids(Reading)
出典:Raz-Kids
【特色】
・種類:アプリとサイト
・対象年齢:Kindargarten~5th Grade
・費用:無料トライアルの後有料
・内容:約400冊もの電子書籍(eBooks)を29のレベルに分けて読解力を養っていくプログラム。自分のペースで読むことができたり、読んだ声を録音することも可能。eQuizで理解を確認して次のステップに進みます。アメリカの現地校のホームワークでも活用されるアプリです。
◆Epic!(Reading)
出典:Epic!
【特色】
・種類:アプリとサイト
・対象年齢:12歳以下
・費用:1週間の無料トライアルの後有料
・内容:12歳以下の子どもたちに向けた、250以上もの世界の出版社から発行された4万冊以上の良質な本が読めるデジタル読書プラットフォーム。一部、読み上げ機能のないeBookも含まれますが、幅広いジャンルの本を数多く、手軽に読みたい方におすすめです。
◆Lexia Core 5(Reading/Math)
出典:Lexia Core 5
【特色】
※Apple Store のみ
・種類:オンライン教材(購入後)
・対象年齢:Pre-K(幼稚園)~5th Grade
・費用:リーディング(US$175/年額)、算数(US$75/年額)
・内容:リーディングと算数の基礎学力を伸ばすオンラインプログラム。無料トライアルはなく、1年単位での購入ですが、合わない場合は72時間以内に返金可能。リーディングについては、イギリス英語やオーストラリア、ニュージーランドの英語版もあります。さらに読解力を伸ばしたい場合は、Lexia Power UpやReading Plusといったプログラムもあります。
アメリカの現地校で活用されることもあるアプリです。
◆Prodigy(English/Math)
出典:Prodigy
【特色】
・種類:アプリとサイト
・対象年齢:英語(1st~6th Grade)、算数(1st~8th Grade)
・費用:Prodigy(English)の場合、Basicは無料。Level Upコース(US$6.25/月額)とUltimateコース(US$8.33/月額)から有料。
・内容:アドベンチャーゲームをしながら楽しく学ぶことができるプログラム。算数は1,500ものスキルを学ぶことができます。無料のアカウントを作成すると、英語も算数も学習が可能です。海外の小学校でも導入されているアプリです。
◆DreamBox Learning(Reading/Math)
【特色】
・種類:アプリ(iPadのみ)とサイト ※Apple Store のみ
・対象年齢:算数はKindargarten~8th Grade、リーディングは3rd~12th Grade
・費用:14日間の無料トライアル後は有料
・内容:算数とリーディングに特化した「アダプティブ ラーニング(適応学習)」を取り入れており、各自の学習進度に沿って学ぶことができます。ストーリーやゲームを混ぜながらレベルアップしていき、英語での質問は何度も聴き直せます。アメリカの現地校からホームワークとして指定されることもあるアプリです。
◆Chess.com(Chess)
出典:Chess.com
【特色】
・種類:アプリとサイト
・費用:無料
・内容:チェスを覚えると賢くなると言われますが、アメリカでも教育熱心な親が子どもにチェスを習わせることがあるそうです。論理的な思考が身につくほか、冷静さや客観性も学べるチェスのサイト「Chess.com」にはアプリもあり、オンラインで世界中のプレイヤーと対戦したり、コンピューターを相手に対戦もできます。初心者はアプリで学ぶこともできるほか、プロの対戦を観ながら戦術を覚えることもできます。
◆GoNoodle(Activity)
出典:GoNoodle
最後に、学習アプリではないのですが番外編として「GoNoodle」をご紹介しましょう。子どもたちにとって、雨で学校の外で遊べないのはつまらない一日。そんな日は、昼休みなどに先生がこのアプリを開き、教室のスクリーンに映して、みんなダンスをしているそうです。
ほかにも、ダンスやアニメーションなどで、勉強だけでなく「友だちの大切さ」や「自然を守るには」といった教育コンテンツを親しみやすく学べます。低学年向けですが、大人でも楽しく学べそうです。
【特色】
・種類:アプリとサイト
・対象年齢:低学年向け
・費用:無料
・内容:ダンスやアニメーションで、分かりやすく英語や算数を学んだり、社会についての理解を深めることができます。
教育アプリを活用して英語力をさらにアップ
今回は、アメリカの現地校も活用する教育アプリ13選をご紹介しました。アメリカの現地校のカリキュラムを本帰国後も継続して学習し続けたい方、英語保持や向上を目指す方に特におすすめです。ご紹介したアプリは、アニメーションやゲームなどで親しみやすく学べるものが多いことに加え、本場アメリカの発音のイングリッシュシャワーを浴びることができます。また、英語と算数(数学)をセットにして学ぶアプリがいくつかあり、英語で算数や数学を学ぶと論理的な思考もより一層高まることでしょう。楽しみながら学力を向上するために、ぜひ教育アプリの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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